ニュージーランド南島クライストチャーチにある、超ユニークな高校に行ってきた。
年齢に関係なく通うことが出来て、制服無し、好きな学年から入ることが出来る公立高校!
ニュージーランドの中でも超ユニークな高校に行ってきた。
・年齢制限無し!多くが19歳以上
・好きな学年からスタート
・制服無し
・先生を下の名前で呼んでOK
・保育園併設、先生も生徒も使える
年齢も国籍も関係なく、お互い尊重し合う自由な雰囲気の公立校。
こんな選択肢もあるっていいな pic.twitter.com/e0i9VoPUZO
— Naoko@ニュージーランド南島クライストチャーチ (@naokonz) August 22, 2019
ツイートに書いたように、こんな学校はさすがにニュージーランドでも珍しい。
そもそも、ニュージーランドの学校ってどんな感じ?
ニュージーランドの学校はIT化が進んでいて、中学生の年齢位から一人一台パソコンを持参。
どの学校もWi-Fi完備で、googleクラスルームやone noteなどを駆使して授業や課題に取り組む
学校ポータルサイトにログインすれば、成績がいつでもダウンロード可能、自分の出席率や、タイムテーブル(時間割)の確認なども簡単に出来る。
携帯に学校アプリをダウンロードして行事を確認したり…
学校からのお知らせも大抵Eメール、紙で生徒に渡すより、確実に保護者に届く。
先生に質問があれば保護者から先生に直接Eメールで聞いたっていい。
これらは進んでいる学校だけじゃなくて、ニュージーランドの公立、私立校を問わず基本的にこんな感じ。
「良いと思えば新しいものを積極的に取り入れる」ニュージーランドの文化だからか、毎年進化しているのを感じる。
学習スタイルが大きく違うのも大きな特徴。
地理の授業でも暗記は基本的になく、課題を与えられ、それを分析し、自分なりにエッセイを書いて、プレゼンするなどの一連の自主的な活動を通して学んでいく。
ただ情報をまとめるだけじゃなく、自分の意見を述べることも重要。
ニュージーランドの高校で、地理の授業。
テレビのクイズ番組のように、生徒が個々のパソコンで回答して盛り上がってる!
先生が一方的に話す「受動的な授業」って頭に入ってこないことも多いけど、面白い!って感じると集中力も上がる pic.twitter.com/ISSmSY9Ofb
— Naoko@ニュージーランド南島クライストチャーチ (@naokonz) February 17, 2019
大人でも通える高校!Hagley College(ハグレーカレッジ)
今日留学生の見学同行で行ってきたハグレーカレッジ(旧ハグレーコミュニティーカレッジ)は、そんなニュージーランドの学校の中でもかなり珍しい学校!
year9~year13(日本の中2~高3)まであって、20才過ぎていても入学可能!好きな学年から学ぶことが出来る。
Hagley Collegeは1858年に創立された歴史のある学校
20才以上でも年齢関係なく通うことが出来る公立高校で、
・大学に入りたいけど単位が足りない。year13(高校3年生)にもう一年挑戦して、必要な単位を取得したい
・進路、就職先に迷いがある。ハグレーカレッジに通いながら幅広い専門的な選択科目を履修して、やりたいことを見つけたい
・社会人になってから随分たつけど、もう一度高校で学びたい
いろんなバックグラウンドの人が集まって、年齢も人種もばらばら。
だからニュージーランドの「お互いが違って面白い!」とお互いを尊重する文化が、この学校ではより一層感じられた。
制服がないのは大人でも通いやすいポイント。
またニュージーランドの高校では先生のことをMr.やMrs.など、敬称+苗字で呼ぶ学校が多い中で、
大人の学生が多いハグレーカレッジでは、全員ファーストネームで呼び合う。
「そうしないと、年配の生徒は先生を下の名前で呼び、若い生徒だけMr.をつけて呼んだりすることになって変でしょ」と先生が教えてくれた。
今やりたい仕事が分からない大人も、豊富な選択科目を自由に履修しながらキャリアを考えるなんていいのもありで☺️
校舎の壁にロッククライミングもあったw pic.twitter.com/lYoTPCkAZO
— Naoko@ニュージーランド南島クライストチャーチ (@naokonz) August 22, 2019
学校敷地内に保育園を併設
学校敷地内には保育園を併設、スタッフや生徒、また周辺の住民も利用している。
保育園があるなら、小さい子供がいても学ぶことが出来るね!
「ハグレーカレッジ」という名の通り、道を挟んで隣には、広大なハグレーパークが。
教員もスタッフも、昼休みに散歩したりよくするんだって。
ニュージーランドでは元々年齢による変な上下関係というものがなく、先輩、後輩といった区別があまり感じられない。
だからハグレーカレッジでも、自然と幅広い年齢の生徒が一緒に学んでいるし、年齢差が大きい学校だからこそ、よりお互いを尊重して自由に学校生活を楽しんでいる様子が伝わってきた。
ハグレーカレッジは留学生も受け入れているから、ニュージーランド留学に興味があれば私に気軽に聞いてね!
このブログ筆者、晝間尚子(ひるまなおこ)が運営するニュージーランド現地留学会社クオリティーニュージーランドのページはこちら→クオリティーニュージーランド
ワーホリでの語学学校、大学を休学して語学留学、中学、高校、大学、専門学校、不登校からの留学など幅広くニュージーランド留学を取り扱っています
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