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ニュージーランドの永住権を取る前に考えたいこと!

ニュージーランドの永住権までの道のり

永住権って何?

ニュージーランドの永住権

外国人がニュージーランドに滞在する場合には、短期の滞在であれば、観光ビザ(NZeTA:電子ビザ)で滞在できますし、3カ月以上の場合は学生ビザ、ガーディアンビザ、ワーキングホリデービザ、ワークビザなどが必要になってきます。

ニュージーランドはワークビザでも十分な補償を受けることができるので、数年働いて帰国する予定ならわざわざ永住権を取らなくてもワークビザを更新するという方法もあります。

ただ、もしニュージーランドに定住して現地の人と同じ補償を受け、長期的に生活をしていくなら、ニュージーランドの永住権が必要です。

永住権ってどうやって取るの?

永住権を取得する場合は、すでに十分な英語力(IELTS6.5)があり、NZで必要とされる専門性を持っていれば、いきなりワークビザから永住権と繋げることも可能です。

ただ実際にそういうケースはとても少なく、基本的には、語学学校で英語力を伸ばした後に、専門学校や大学に通い、その関連の職業に就き、そこから永住権を取得するという流れとなります。

職種によって比較的早く永住権に結びつくものもありますが、ある程度長い期間を要するものもあります。
興味があり、長く続けられる職種でないと大変なので、その職種に結びつく専門や大学に通い卒業して、その仕事をある程度長期に渡り続けて行くことができるのか、ということも十分に考えて検討する必要があります。

永住権を取るには実際にどの程度の費用が必要?

専門や大学の授業料は年間2万~3万ドルかかりますし、その他生活費も年間1万以上必要となります。語学学校に1年間+大学に3年間通うとして、かかる費用は、4万ドル×4年間=16万ドル程度(1ドル80円の場合で約1300万円)、見積もっておくと良いでしょう。

ただ実際には生活費はエリアによっても全く異なってくるので、そういったところで費用を抑えることもできます。

便利さと費用面で見るとダントツで良いのは人口第二で南島最大の都市クライストチャーチ。オークランドは大都市で学校も仕事も多く有利なように見えますが、家賃や交通費が高いため、生活費がとても高くなりますし、ある程度抑えようとすると一気に不便になります。

例えば、オークランドやウェリントンでは、専門学校や大学に通いやすい場所に滞在する場合、フラットの狭い部屋でも週200ドル。狭いアパートを借りる場合でも最低週500ドルはかかります。そのため、狭い部屋に2人や家族で住むというのも一般的ですが、クライストチャーチでは、週150ドルあれば、大学や専門学校の近くでも十分な広さの一人部屋に住むことができますし、週400ドルあれば、十分な広さのアパートやユニットを借りることができます。

2021年にニュージーランドの最低時給は20ドルとなりました。ですので、アルバイトをすれば十分な生活費を得ることも可能です。一方で、アルバイトが勉強に響いてしまうようだと、全てが無駄になってしまう可能性もあるので、勉強に余裕があればアルバイトをする程度にしたいところ。

2~3年間の専門学校もしくは大学を卒業して無事就職できれば生活費は十分に補えるので、就職後の費用まで考える必要はありませんが、どのエリアでも給料に大差はないので、生活費の高いオークランドやウェリントン、クイーンズタウンで就職する場合は生活費をかなり切り詰めないと、収支がマイナスになるということもあります。

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