ニュージーランドでの車の走行車線は日本と同じく左側。また道幅が広いので、日本で運転していた経験があれば、運転は比較的容易!海外での運転が心配な方でも、大きな都市の市街地を除けば道路もシンプルなので、実際に運転してみると日本と比べて容易!!と感じると思います。
ニュージーランドで車を運転するには、もちろん運転免許証が必要ですが、運転免許のテストをしてニュージーランドの普通運転免許証を得る以外にも運転する方法もあります。
車の運転に必要なものは?
NZ国内で運転するには下記のいずれかが必要です。
- 日本の運転免許証と国際運転免許証を携帯(有効期限1年間)
- 日本の運転免許証と運転免許抜粋証明(免許証の英文訳)を所持(運転免許抜粋証明の有効期限は1年間)
- ニュージーランドの運転免許証を取得
国際運転免許証を作る
まず第一に思いつくのは国際運転免許証。住民票のある地域の運転免許センターや一部の警察署で作ることができます。日本国内での発行となるので、渡航前に準備する必要がありますが、ニュージーランドに到着後すぐに運転すること可能です。
国際運転免許証は、顔写真がついていますが身分証明書(ID)として利用することはできません。ですので、バーに行く場合やお酒を購入する場合などIDとして見せても拒否されるので注意!
国際運転免許証の発効には、証明写真、免許証、パスポート、国外運転免許証交付申請書、印鑑、手数料が必要です。必要なものや手数料については、予め発行してもらう運転免許センターにご確認ください。
運転免許抜粋証明を作る
国際運転免許証を忘れても、日本の運転免許証の英文訳(運転免許抜粋証明)と、日本の運転免許証を一緒に所持すればニュージーランド国内で1年間運転することができます。
免許証の英文訳は在ニュージーランドの日本領事館等で作ることができます。
ニュージーランドの運転免許証を取得する
ニュージーランドの免許証の取得するには、以下の方法があります。
- 日本の運転免許からNZの運転免許へ書き換える。
- NZで一から運転免許を取得する。
日本の運転免許からNZの運転免許への書き換えについて
日本の運転免許証を所有しており、また取得後2年以上経っている人に限り、筆記試験と実技試験を行うことなく、ニュージーランドの運転免許証に簡単に書き換えることができます。
ニュージーランドの免許証なら日本の免許証と同じカードサイズですし、ニュージーランド国内での身分証明書IDにもなります。それに有効期限が10年と長いのので、日本帰国後に再びニュージーランドへ旅行等で来る場合にもそのまま利用できます。
ニュージーランドの免許証に書き換える場合は、領事館等で日本の運転免許証の英文訳(運転免許抜粋証明)を作成してもらい、AAに行って書類を記入、視力測定をするだけ。必要書類や料金については、予めご確認ください。
ニュージーランドで一から運転免許を取得する。
NZで一から運転免許を取得するには、Learner Licence → Restricted Licence → Full Licenceと段階を踏んで取得していく必要があり、次の段階のLicenceを取得できるようになるまでの期間や条件もあります。
ニュージーランド国内での運転ルールや登録、車検についてはこちらを参照。