はじめに:ニュージーランドでの仕事探し、何から始める?
ワーキングホリデーで渡航する人にとって「どんな仕事があるの?」は最大の関心ごと。
この記事では、ニュージーランドで実際に人気のある仕事を紹介しつつ、英語力別のおすすめや、求人の探し方、仕事探しでの注意点まで詳しく解説します。
ニュージーランドでできる仕事の種類
ワーキングホリデーで働ける職種は幅広く、英語力や経験、希望の地域によっても選択肢が変わります。以下は代表的な例です。
- 飲食業(カフェ、レストラン)
- 農業(フルーツや野菜の収穫・パッキング)
- 宿泊施設(ホテル、バックパッカーズ、ロッジ)
- クリーナー(清掃業)
- 日本食レストラン(寿司屋、ラーメン店など)
- イベント・販売スタッフ
- 保育補助(英語力と資格が必要)
人気の仕事ランキング【実例付き】
ワーホリ経験者に人気の高い仕事を、ランキング形式で紹介します。
1位:カフェスタッフ(バリスタ、キッチンハンド)
ローカルの雰囲気を楽しみながら働ける人気職。英語環境での接客スキルもアップしますが、働くためにはネイティブとコミュニケーションが取れる程度の英語力が必要。
2位:果物のピッキング/パッキング
シーズンによっては求人が多く、英語力がなくても始めやすい仕事の一つ。体力勝負な面もあり。
3位:日本食レストラン(キッチン・ホール)
英語に不安があっても始めやすい定番バイト。都市部では求人も豊富ですが、近年ワーホリ人気も相まって応募が殺到。1件の募集に数十の応募なんてことも。
4位:ホテル・ロッジのハウスキーピング
都市部では英語力に自身の無い女性に人気の仕事。町から離れた場所や観光地では求人が多く出る見られます。住み込みで家賃を抑えられるケースも。
5位:ファームステイ・WWOOF(ウーフ)
滞在費無料で働ける交換型の労働体験。食事も付いてくることが多いです。人里離れたローカルの自然を満喫したい人に人気。
英語力別:おすすめの仕事
英語初心者(英会話に不安がある)
- 日本食レストラン
- クリーナー
- 果物のピッキング
英語中級以上(接客ができる)
- カフェスタッフ
- ホテルのフロントやホールスタッフ
- 小売店の販売員
英語上級者(会話に困らない)
- カスタマーサービス
- ツアーガイド
- チャイルドケア(資格がある場合)
求人の探し方(おすすめの方法)
1. 求人サイトを活用する
- Backpacker Board(https://backpackerboard.co.nz)
- Trade Me Jobs(https://www.trademe.co.nz/jobs)
- Seek(https://www.seek.co.nz)
- Indeed(https://nz.indeed.com)
2. 現地掲示板やFacebookグループ
- 日本人コミュニティ掲示板(NZdaisuki、掲示板など)
- 地域のFacebook求人グループ(“Jobs in Auckland” など)
3. 直接応募・飛び込み訪問
履歴書(CV)を持参して直接お店やホテルに行くのも、ニュージーランドでは一般的です。
仕事探しの注意点
- 英文履歴書(CV)は事前に用意しておく
- 自分の英語力や性格に合った仕事を選ぶ
- 違法労働や低賃金のトラブルに注意(最低時給確認)
- 雇用条件をしっかり確認する(住み込みの場合など)
英語力ゼロでも「英語環境」で働きたい!
「英語に自信はないけれど、せっかくなら英語を使う環境で働いてみたい」――そんな人は、事前に最低限の英語力を身につけておくことが大切です。
近年、ワーホリ人気の高まりとともに、ニュージーランドの都市部では英語力のある人材が求められる傾向が強まっています。特にカフェやローカルショップなど英語環境の職場は、競争率も高く、英語が話せないと採用されにくいのが実情です。
そこでおすすめなのが、渡航後まずは3か月~半年ほど語学学校に通うプラン。基礎的な英語力をつけてから仕事探しを始めれば、選べる仕事の幅も広がり、英語環境で働けるチャンスがぐっと増えます。
ワーキングホリデーを1年間フルに楽しみたいなら、学生ビザで語学学校に通った後にワーキングホリデーに変更するという方法もおすすめです。
まとめ:自分に合った仕事を見つけよう
ニュージーランドでは、多様なワーキングホリデーの仕事があります。
英語力に自信がない人でも始めやすい仕事はたくさんありますし、チャレンジしたい人には現地のカフェや接客業などもおすすめです。
ポイントは、自分の希望や目的に合わせた仕事を選ぶこと。
「英語を伸ばしたい」「住み込みでお金を貯めたい」「現地の人と関わりたい」――目的に応じて、最適な仕事の形を見つけてください。