ニュージーランドの産休手当てと育休の実際

ニュージーランドで妊娠・出産

37歳の若さで就任したニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相。

首相になってまもなく妊娠を発表したけど、世界中でもほとんど例のない首相の妊娠に、ニュージーランド中が祝福モード!

あまり批判的な報道は聞かないし「いいじゃないの~^^」って感じで受け入れられている。

むしろ首相が産休を堂々と取ることでニュージーランドで働く女性も産休を取りやすい、いい傾向になるんじゃないかって見方も多い。

ニュージーランドでは労働者の権利がしっかりしていて、有給休暇も取りやすかったり、ホリデーも当然の権利と思われていたり、産休、育休への理解もあるって感じる。

男性の国会議員が職場に赤ちゃんを連れてくることも!

 

Jacinda Ardern首相の取る産休は6週間ととても短いけど、
ニュージーランドの産休手当は、Paid parental leaveと言って18週間もらえる。

それがもうすぐ一気に22週に増えて、さらに2020年7月以降に生まれたら26週間取れるようになるっていうからすごい!

 

ニュージーランドは世界で初めて女性の選挙権を獲得した国でもあるし、女性がもっと働きやすいって感じる。

 

 

私が出産した2016年7月にも18週間のpaid parental leaveが申請できたよ。

★産休を貰うためには、一定期間&時間以上、同一雇用主の元で働いていたなどの条件がある。
それからニュージーランドの永住権を持っていない場合は、IRD(国税局)に条件を確認したした方がいいね!
自営業でも産休を取れる。

 

産休手当ての申請用紙はネット上からダウンロード、記入して、ミッドワイフ(助産師さん)からもらった妊娠証明書を添えて、クライストチャーチのIRDオフィス(税務署)に直接提出した。

IRDオフィスの入口は、警備員が立っていて

「IDを見せてくれる?今日は何の用で来たの?」とまるで警察が職務質問するような感じだった。

前はそんなんじゃなかったけど、セキュリティーが厳しくなっているのかな?

窓口で必要な書類を提出。

申請が出産直前でも、別に問題無いらしい。

 

2週間後に、Inland Revenueから産休手当ての承認レターが届いた!

ニュージーランドの産休手当

私が産休を貰った2016年の時点で、ニュージーランドの産休手当の最大支給額は週527.72ドル。(最低支給額は152.50ドル)
産休を取る前にもらっていた給料の額によってPaid Parental Leaveの支給額が変わってくるんだ。

そこから税金を引かれた額が、2週間に1回口座に振り込まれる。

産休の後、希望すれば育児休暇も取れるよ。
これは無給だけど、1年間取得できる!

 

 

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