ニュージーランドがロックダウン直前、今の様子

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ニュージーランド政府は昨日(2020年3月23日)、48時間後にコロナウイルスのアラートレベル(警戒システム)を4段階で1番上の「レベル4」に上げると発表。

レベル4=ロックダウンで、基本的に自宅待機が求められ、カフェやレストランなどが閉まり、病院などの生活に必要不可欠なサービスを除いて全て閉まる。

ニュージーランド全国で自宅待機要請へ

この発表の時点(昨日)で感染者は102人、増えつつあるけれどまさかこんなに早くニュージーランド全土がロックダウンされるとは思ってなかっただけに、みんなびっくり。

厳しいように思うけど、全力でコロナウイルスを封じ込めたいという国の本気も伝わってくる。

たった数日前、3月21日にレベル2が発表されたばかりだからこのスピード感についていけないという話も。

レベル2が発表された3月21日のツイート

そもそも3月19日に「国境を閉めます」と発表があってから立て続けにこんな感じで。
ここまでの早い展開はいくらアクションが早いニュージーランドとはいえ、先月には誰も予想できなかったはず。

国境封鎖発表時、3月19日のツイート

何が出来る?できない?警戒レベル4の内容

在ニュージーランド日本国大使館からのメールより

・基本的に家にいること。

・ジョギング,散歩,サイクリングは可能。但し,その間も同居者以外との接触は禁止。

・不可欠なサービス(essential business)(*)であるスーパー,食料品店,医療サービス,薬局,ガソリンスタンド,郵便,獣医,タクシー等は引き続き営業を続ける。

(*)essential businessのリストはこちら

/essential-services-list.pdf

・(不可欠なサービスの)職場においても,人と人の距離を2m以上とること。

・レストラン,カフェ,ジム等の不可欠ではない(non-essential)サービスは,営業不可。

・食べ物の持ち帰り(takeaway)サービスは営業不可。

・学校は閉鎖。

・公共交通機関(航空機,フェリー,バス,電車)は基本的に利用不可。不可欠なサービスに従事する人や,自家用車がない人が生活必需品の買い物をする場合などには利用可能。

学校が休校になっても、出来る限りオンラインラーニングシステムに切り替わる。

オンラインチャットしたり、授業を受けたり、課題をオンラインで提出したり…

ニュージーランドはIT化がもともと進んでいて、授業のノートや課題はオンラインで毎回確認できたり、オンラインラーニングシステムを使って授業の復習をしたり、課題を提出したりしているから導入はスムーズにいきそう?

とはいえニュージーランドは今ターム1(1学期)中で、スクールホリデー目前。

スクールホリデーを前倒しにしてその間に先生側もしっかりと準備していくという話も。

人に会わなければ散歩してもいいし、必要最低限のスーパーや銀行、薬局、病院などは機能する。

Bunnings, Placemakers、Mitre 10などのDIYストアはオープンするけど、生活必需サービスを提供する業者に対してで一般ではアクセスできないみたい。

ロックダウン直前、レベル3の現在の様子

25日の深夜から始まるロックダウンの準備期間として、今はその一段階したの警戒レベル3.

多くのお店は既に閉めているものの、まだ空いているところもある。

今日のクライストチャーチ。入場制限をしているウエアハウス(日用品や服、電化製品からおもちゃまでなんでも売っているディスカウントショップ)

ニュースで「ウエアハウスはレベル4になってもオープンし続けるという報道があって、ツイッターでもみんな喜んでいたのに、

その後の報道で、実はオープンするのか良く分からないというような話も^^;

そして今夜、やっぱりウエアハウスはロックダウン中閉まるというニュースを見てがっかり。

もちろん不用意に行きたいとは思わないけど、ちょっと何かあった時に買い出し出来るという安心感があったのに。

ロックダウンは最低1カ月とのこと、実際に必要になるものというのもほとんどないとは思うけど…

チェーン店の寿司テイクアウェイ(持ち帰り専門)店も開いていたけど、余った食材を格安で売っていて、ああ、閉まるんだなって思った

まだレベル3で完全な自主隔離になっていないから人は行き交っているけど、どことなくお互い2M以上近づかないように気を付けて、人が集まっているようなところは無い。

冷静に、これから必要になるかもしれないものを買っている様子だった。

ロックダウン開始目前、3月25日のニュージーランド南島クライストチャーチのリカトンモール(Westfield Riccarton)

スキンケアなどのボディーショップ、ゲーム屋さんとKmart(なんでもディスカウントショップ)が開いてた。

Kmartは助かる!

いつも混み合っているリカトンモールも、ロックダウン直前で駐車場はガラガラ。

他の人から2M離れてショッピングすることが現実的だった。

ごみ収集は継続するとのことでよかった!

保育園が閉まるのがとても大変だけど、夫婦で子供と順番に遊びつつ、仕事と両立していきたいな。

自宅待機といっても、散歩したっていい。(他の人に会わない、2M以上は同居人以外に近づかない)

アラートレベルが上がり、みんなの衛生に関する意識が急激に上がったって感じる。

家にいた方が安心だし、不安になっても何も変わらないから、ポジティブにここからまずは最低1カ月のロックダウン、過ごしていきたいな。

追記:ニュージーランドで一斉に政府から携帯メール

ロックダウン目前に、さっき携帯から聞いたことも無い警報音が。

何事かとおもって携帯を見たら、こんなメッセージが表示されて、英語音声で読み上げられてびっくりした!

https://twitter.com/naokonz/status/1242689658007334913?s=20

どうもニュージーランドの携帯に直接表示されているよう。

シンプルな英語で、STAY HOMEなどとても分かりやすい表現。

 

このブログ筆者、晝間尚子(ひるまなおこ)が運営するニュージーランド現地留学会社クオリティーニュージーランドのページはこちら→クオリティーニュージーランド

ワーホリでの語学学校、大学を休学して語学留学、中学、高校、大学、専門学校、不登校からの留学など幅広くニュージーランド留学を取り扱っています。

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